医療法人社団學風会 さいとうクリニック
児童診療部のご案内

 児童診療部は「こどものこころ」を扱う診療部門です。
 いじめ、不登校、ひきこもり、非行、暴力などの問題行動や児童虐待、最近話題になっている軽度発達障害などに対しての診療を行っています。上記のような問題の対処に際して、診断、心理発達的アセスメントを行い、必要に応じて精神療法、遊戯療法、年齢別のグループ療法などを行っています。さらには親をはじめとする家族にも焦点を当て、こどもの問題に悩む親や家族の精神療法、カウンセリング、グループ療法を並行して行っています。成人部門同様に、健康保険が適用され、デイケアを中心とした外来通院医療を行っています。


                                               さいとうクリニック院長・児童診療部 部長 太田真弓
心理療法(遊戯療法)

 児童診療部では、主治医の先生が必要と判断した場合、遊戯療法を受けることが出来ます。
遊戯療法では、箱庭や人形遊び、ブロック、ボードゲーム、折り紙、ボール遊び、ビーズ細工など、様々な遊具を備えたプレイルームで、セラピストと遊びながら、自分の思いや感情をあるがままに表現するという体験ができます。私たちは、遊びを通して何に困っているのか、何が辛いのか少しずつ整理していくこと、また、困難と向かい合ったり、やり過ごしたり、乗り越えたりしていく力を育むためのお手伝いをしたいと考えています。
 幼児や小学生は部屋いっぱい使って遊ぶことも多いのですが、思春期を迎える頃からは大人と同じように言葉で表現できることも増え、カウンセリングに近い形になっていきます。ただ、それでも手芸や将棋などのゲームをしながらポツリポツリと語る方が、本音を出しやすいこともあります。そこで遊具がたくさんあるお部屋、もう少し落ち着いてお話しができるお部屋などいくつかのタイプを用意し、ニーズに応じて使いわけています。

     「面接室」              「箱 庭」              「おもちゃ」          「プレイルーム」
    

学習室のご案内
学習室   901号室
月・水・金・土・祝祭日・・9:30〜15:30  *土曜日のみ予約制
 学習室は、児童のためのデイケアグループです。一日を通して、子ども達が安心してゆっくり自分のペースで過ごすためのお部屋です。スタッフや仲間と安全な交流を重ねるなかで、自分のペースを育み、リラックスした心の状態に慣れ、よりよいコミュニケーションスキルを身につけていきます。それぞれのペースやリズムを尊重し合う中で、仲間同士の関係も育まれます。
 お部屋には、本、絵画工作、手芸、ボードゲームなど、いろいろな道具が揃っています。自分のペースでゆっくりと、または仲間と共に和やかに過ごすこともできます。屋外活動では、おやつを買いにお店に出かけたり、図書館や公園に遊びに行くこともあります。「調理の日」にはメモを片手に買い物をして、手作りご飯やおやつを楽しみます。
 ゆったりとした日々の活動と共に、四季折々の行事や遠足、誕生会、ベランダ栽培野菜の収穫など、一年を通して子ども達が楽しみにしている活動もたくさんあります。また、学習、進学、進路についての相談・支援も行います。
児童デイケアプログラムへの参加には、主治医の許可が必要です。診察の際に、主治医にご相談ください。

ティーンズルームのご案内
 対象年齢11歳〜18歳のお子さんのためのデイケア施設です。
 ご利用に当たりましては、当院の主治医の先生と相談の上、利用していただくシステムになっております。
 利用時間は毎週土曜日の9時45分〜17時30分です。この時間内はティーンズルームの利用メンバーが楽しく、安全に過ごせるように、ある一定のルールを設けています。各自思い思いにリラックスして過ごしていただけるよう、専属スタッフが常駐し、個別のサポートも随時行っています。
 また、季節ごとに行事も行っており、利用メンバーの意見を尊重しながら、江ノ島への遠足、クリスマスパーティー、春のカラオケ大会などの院外レクリエーションも積極的に行っています。
 集団行動が不得手なお子さんなども、遊びやグループ活動を通じて人間関係を学ぶ場としてご利用できます。
ティーンズスクエアU−20のご紹介

 ティーンズルームをご利用しているお子さんを対象としたグループ療法です(そのため、ティーンズスクエアU-20のみのご利用はできません)。

 不登校など集団適応できない子どもたちは同年代との集団活動が乏しく、コミュニケーションをはかる事や感情を表現する方法が苦手だと言えます。ティーンズスクエアU-20では、スタッフと子どもたちによる集団で話し合いや共同作業をおこない、その中で自分の感情を表現する事を体験します。子どもたちは様々な感情を表現し、また他者の感情表現や悩みを目の当たりにすることにより、自分自身の気持ちを整理していきます。自分の感情が集団に受け入れられる感覚を体験することにより支えられ、自分自身をも受容していけるようになっていきます。

 この他にも教育的なプログラムとして、「性教育」や「薬物依存に対する」心理教育なども行っています。
母と子の部屋(保育室)
901号室・701号室(土曜日のみ)
月・水・金・・・9:30〜15:30(延長17:20まで) 
土・・・9:30〜15:30(延長17:20まで) *予約制 
祝祭日・・・9:30〜15:30(延長17:20まで) *3歳以上限定・予約制

 母と子の部屋は、親子で安心してご来院いただけるよう設けられた、デイケアプログラムのお部屋です。生後4ヶ月〜就学前の乳幼児を対象にした、乳幼児のデイケアグループです。保護者の方が診察や成人デイケアプログラムに参加している間、子ども達も、発達段階に合った活動や生活リズムを軸にした保育プログラムで保育者やお友達と共にゆっくり一日を過ごします。おもちゃや絵本、粘土、絵画造形あそびなどの室内自由あそびや、公園での屋外自由あそびに加え、夏には水あそび、冬にはクリスマス会と、心豊かなあそびや生活経験を深め育みながら集団あそびの楽しみにも触れていきます。
 昼食やおやつの時間には、お友達や保育者と一緒に食卓を囲み、なごやかな時間を過ごします。幼児には希望に応じて、院内で調理した給食を提供しています。乳児は、ミルクや離乳食、母乳の方には搾乳してパックした母乳をご持参いただき、それぞれのペースに応じて、保育者が対応いたします。
母と子の部屋では、子ども達が一日を通して生活リズムを整え、自分のペースを育みながら落ち着いて過ごせるよう一日の流れが構成されています。入退室時間にはご注意いただき、プログラム途中での入退室はご遠慮いただきますよう、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
 保育時間は、上記の通り、デイケア枠内ですが、保護者の方の診察延長、または斎藤ミーティング参加の場合のみ、最長17:20まで延長保育をいたします。 
 初診の方も預かり保育をいたしますが、初診予約の際に、保育をご希望の旨、お申し出ください。

詳細については以下の電話番号にお問い合わせください
診察時間 月曜日〜土曜日 午前9時〜午後8時(予約制)
予約 TEL 03-5476-6550 (午前10時〜12時・午後1時〜3時) 
住所 東京都港区麻布十番2-14-5
TEL 03-5476-6550 FAX 03-5476-6557
Institute for Family Functioning